Mrs. GREEN APPLE in NAGOYA センチュリーホール(7/27)

今年No.1のステージでした。素晴らしい。

初めて見に行ったのですが、ここまで良いとは思いませんでした。

今回は、中堅クラスのバンドも観ておこうと思って参戦したのですが、

さすがに人気があるはずですね。ファンと一体になったステージは、

これぞライブ! 一緒に歌うパートも、皆、ついて行っているし、

ファンのレベルの高さも実感しました。

10代、20代から圧倒的な支持があると聞いていましたが、ミーハーじゃ

ないんです。男4人、女1人のバンドなんですが、ファンの男女比で言うと男子の方が

やや多い感じでした。演っている本人達も「なんで名古屋は男ばっかなんだ?」と

戸惑っていました。

ここで少し、バンドの紹介を。最年少、21才の大森元貴がボーカル&ギター、

作詞作曲も全て一人でこなすバンドなのですが、この若さでこの集客力は凄い。

2013年結成、2015年メジャーデビュー、彗星のごとき表れ、3drアルバム

「ENSEMBLE」を引き下げて全国ツアー。

2年前からポップス路線に切り替えて、「多くの人に喜んでもらいたい」との

思いで楽曲の幅を広げました。ファン層も拡大し、結果は大成功だと思います。

50才オーバーの私は、完全にアウェイ状態でしたが、誰も気にもしてないようです。

ステージセットは、ゴージャスでド派手、中央にはレッドカーペットが敷かれていま

した。メンバーの衣装は、このクソ暑い時期なのに中世のヨーロッパ貴族風。

(さすがに途中から脱ぎだしたメンバーあり)

この辺のセンスが良く分からないのですが、Kポップ路線を目指しているのか?

しかし、曲は良くできています。強弱あり、スロー、クイック、自在に繰り出す。

そしてファンと一緒に歌うパートを用意しておく。計算され尽くしています。

ボーカルも良い。大森元貴、恐るべし。これはくせになりそうです。

まだまだ伸びるバンドでしょう。将来に大きな期待が持てます。

やっぱ、いろいろ聞きに行くべきですね。他にもたくさん、メジャーを目指すバンドが

ひしめいているようです。日本の音楽の将来は明るい。それを実感させてくれる

夜でした。