「さらば、ソフトバンク」と言おう

ついにソフトバンクとの腐れ縁を断ち切った。

思い起こせば、最初に契約したのは嫁と同じ「Jフォン」だった。

その後、ユーザーには何の挨拶もなく「ボーダフォン」に代わり、「ソフトバンク」へと変わった。その間、なんで大して使ってもいないのに携帯料金って高いのだと、ずっと不満だった。ヘビーユーザーの分まで払わされているような気がした。

会社で将来の人生設計のセミナーを受けたのがきっかけだった。家計で見直すべ1番は保険料、2番は携帯料金だと言う。3大キャリアを使っているのは情弱の馬鹿だと目からうろこであった。

次の日、速攻で、ソフトバンクの店舗に解約に向かった。「MNP予約番号(次の携帯に電話番号を引き継ぐサービス)」を欲しいと言うと、店員の顔色が変わった。それは、解約したいを意味するからだ。店舗では対応に時間がかかるためと「157」に電話しろと言う。そして、そこには解約引き止め部隊のオペレーターが待ち構えていた。「何が不満か」「どこに変えるのか」「乗り換える機種は何か」根掘り葉掘り聞いてくる。

こちらは下調べ万全で、DMMのシェアコースSIM3枚(家族3人丸ごと引っ越しだ)8GBにすると固い決意を述べると、「うちの系列にもYモバイルがありまして、....」としつこく食い下がる。犬から猫に乗り換える気などないと、きっぱりと断りを入れると、今後発生する費用をいやらしく説明しだす。しつこい、お前とは、もうこれまでだ。断固として拒否をすると、「NMP予約番号を送ります」と急に事務的な対応に代わり、The END。

しかし、本当の試練は、ここから始まった。電話帳の移行だ。

私はiPhone 5sで比較的楽に移行が済みそうだったが、妻と息子はガラケーだ。電話帳は、vcfファイルなるものをmicroSDカード経由でAndroid端末にインポートするのだが、これが受け付けてくれない。どうやら、各メールアドレスごとにvcfファイルを分ける必要があるようなのだが、ガラケーのは一つにまとまっているのだ。PCを使って分割しようと試みるも、なんとファイルそのものが消えて、microSDカードもガラケーで読み取れなくなる始末。

これが最大の難関だったが、何とかガラケーからmicroSDカードの初期化に成功。再度、vcfファイルを書き込んで、次なる方法で成功!

mobareco.jp

PCからGmailにvcfファイルを添付して、Android端末へ送信するのだ。着信したAndroid端末の添付ファイルをタップすると、あら不思議。勝手に電話帳に変換!

こんな簡単な方法があったとは。

これで家族そろってスマホだ。皆、ハッピーな気分となる。ちなみに端末は、良いものをと3人ともHUAWEI P10 lite(DMM割引で1台¥26800+税)。指紋認証が秀逸で瞬間だ。iPhoneがアホらしく思える。これでAppleの呪縛からも解けたわけだ。

ちなみに、契約した電話代は¥6980/月(全員安心保障、嫁だけ10分かけ放題、税込み)で、ソフトバンクの時よりも1万円近くお得になるのだ。Android端末の代金も1年もせずに回収できる。その後は、毎年10万円以上浮くわけだ。教えてくれてありがとう、講師の先生。回線はNTTドコモを使えるので通話エリアも広がる。良いことだらけだ。

まあ、月8GB使うことはまず無いが(それ以下のプランは存在しないのだ)スマホ3台でこの値段なら万々歳だ。さあ、楽しいスマホライフが我が家を待っている。(ただし、中毒化するのは注意しよう)