teto 60分2800円コンサート in 名古屋クラブUPSET (5/11)

遅い報告ですが観てきました。小さなライブハウスです。

名古屋ではバンドが出世するごとに、

(1)クラブUPSET(250人)

(2)クラブQUATRO(500人)

(3)DIAMOND HALL(1000人)

(4)Zepp名古屋(1800人)

(5)センチュリーホール(3000人)

(6)名古屋ガイシホール、愛知県体育館(10000人)

(7)ナゴヤドーム(40000人)

てな感じで箱が大きくなるのですが、今回はマイナー所に行きました。

60分となっていたので、すぐに終わるかと思いきや、前座が1時間

おりました。そして、いよいよファンが目当てのteto登場!

な、何だこの歌い方は!?、パンクだ、パンクロックが生き延びていたんだ!

がなり立てるような激しい声で、ぶつかってきます。そして、それに熱狂する

若者達。こんな世界が、21世紀に残っているなんて驚きです。

「今日のお客さんには年配の方がいるけれど、tetoを聞きに来るなんて、きっと

凄いストレスを抱えているんだろうなって思っちゃう訳よ」ときたもんだ。

私は、整理券の都合上、後ろの方のスタッフ出入り口の横にある台の前で聞いて

いたのですが、アンコールはその台の上でtetoが歌ってくれました。

距離にして1.5mくらいでしょうか。近い、小さなライブハウスは近すぎる。

ライブが終わり、明るくなって周りを見渡したのですが、私の次に年配なのは

30代ばかりです。50代は俺一人。きっと、あのおじさんの前で歌ってあげよう

とのtetoの心配りだったのかもしれません。何だか嬉しくなりました。

 

Mrs. GREEN APPLE in NAGOYA センチュリーホール(7/27)

今年No.1のステージでした。素晴らしい。

初めて見に行ったのですが、ここまで良いとは思いませんでした。

今回は、中堅クラスのバンドも観ておこうと思って参戦したのですが、

さすがに人気があるはずですね。ファンと一体になったステージは、

これぞライブ! 一緒に歌うパートも、皆、ついて行っているし、

ファンのレベルの高さも実感しました。

10代、20代から圧倒的な支持があると聞いていましたが、ミーハーじゃ

ないんです。男4人、女1人のバンドなんですが、ファンの男女比で言うと男子の方が

やや多い感じでした。演っている本人達も「なんで名古屋は男ばっかなんだ?」と

戸惑っていました。

ここで少し、バンドの紹介を。最年少、21才の大森元貴がボーカル&ギター、

作詞作曲も全て一人でこなすバンドなのですが、この若さでこの集客力は凄い。

2013年結成、2015年メジャーデビュー、彗星のごとき表れ、3drアルバム

「ENSEMBLE」を引き下げて全国ツアー。

2年前からポップス路線に切り替えて、「多くの人に喜んでもらいたい」との

思いで楽曲の幅を広げました。ファン層も拡大し、結果は大成功だと思います。

50才オーバーの私は、完全にアウェイ状態でしたが、誰も気にもしてないようです。

ステージセットは、ゴージャスでド派手、中央にはレッドカーペットが敷かれていま

した。メンバーの衣装は、このクソ暑い時期なのに中世のヨーロッパ貴族風。

(さすがに途中から脱ぎだしたメンバーあり)

この辺のセンスが良く分からないのですが、Kポップ路線を目指しているのか?

しかし、曲は良くできています。強弱あり、スロー、クイック、自在に繰り出す。

そしてファンと一緒に歌うパートを用意しておく。計算され尽くしています。

ボーカルも良い。大森元貴、恐るべし。これはくせになりそうです。

まだまだ伸びるバンドでしょう。将来に大きな期待が持てます。

やっぱ、いろいろ聞きに行くべきですね。他にもたくさん、メジャーを目指すバンドが

ひしめいているようです。日本の音楽の将来は明るい。それを実感させてくれる

夜でした。

SHIHAMOワンマンツアー in 名古屋センチュリーホール(4/8)

こんどのSHISHAMOは、「お化けが出るぞー!」

f:id:SM21stc:20180422060844j:plain

春は、ホールツアー、秋はライブハウスツアーが、彼女たちのパターンのようです。

2017春も名古屋ガイシホール(1万人収容)でやりましたが、「明日も」が売れ出した

ばかりなので、そんなに入らなかったと思います。で、今回は3千人収容のホールに

しました。秋のライブハウスも1800人✕2日だったので、今の集客力はまだこれくらい

なのでしょう。会場を出るときも「三重公演のチケットを買えまーす」ってやって

いたので、客集めに苦労しているようです。

で、今回のツアーなのですが、去年の春ツアーのBlu-Rayを観ているような感じで、

ライブハウスの様には騒げませんでした。

しかし、音響は、さすがホールと言うことだけあって、ボーカルの表現力も素晴ら

しかったです。これは、ホールならではの良さです。とにかく音が良い。

彼女たちにとっては、3ヶ月ぶりのライブツアーとのこで、SHISHAMOが1ヶ月以上

ライブをしなかったのは初めてです。

夏もフェス関係も、一切出場せず、スタジアムライブに全てを集中する予定です。

f:id:SM21stc:20180422062648j:plain

と言うわけで、SHISHAMOは、名前を覚えてもらう段階から、レベルアップした

活動に変更のようです。最大の要因は「明日も」の大ヒットで、一気に客が増えたと

言っておりました。紅白にも出られたし、これがターニングポイントとなった様です。

紅白と言えば、

「演奏が終わって楽屋への廊下で振り返ると吉川が号泣してやがんの」

「凄い顔だったねー。初めて見た」といじられておりました。

それほど、彼女たちには特別だったようです。ただ、「明日も」に並ぶ、いや、超える

曲を作っていかなければ、一過性の人気に終わります。でも、まだまだ若いし、曲の

クオリティーは高いので、更なる成長を遂げることでしょう。

秋のライブハウスツアーは、続けてくれるのかな? 心待ちにしています。

それにしても、松岡、「自分のパートは遠慮せず大声を出せ」。これは、ワンマン感の

強いSHISHAMOに3ピース感を出させるスパイスのような効果が期待できるので、

頑張って欲しい。地声が小さいのかもしれないが、その可愛い声は武器になる。

以上、今回の公演の感想でした。

 

SHE’S Tour 2018 “Wandering” in 名古屋ダイヤモンドホール(3/31)

一昨日、キュウソネコカミを観たばかりですが、今年2回目はブレーク間近のSHE’Sです。

会場の中に入ると、女子率が8割。圧倒的に女子に支持されています。それもそのはず、メロディーが素晴らしいんです。スローバラードを基調にしてアップテンポに持って行ったりと緩急自在に操っています。とにかく良曲が多い。

そして、ファンと一緒に歌えるパートも、しっかりと用意してくれています。キュウソみたいに終始ノリノリではありませんが、聞かせてくれるのです。

惜しむらくは、ボーカルの高音の音量が、やや不足気味なことか。そこは彼らも意識しているようでボイストレーニングに通っているとのこと。

途中で入る関西弁のMCとのギャップも魅力の一つでしょう。2時間以上、堪能させていただきました。今後、まだまだ伸びるバンドだと思います。絶対におすすめです。

 

キュウソネコカミ DMCC REAL ONEMAN TOUR 2018 in Zepp Nagoya(3/29)

「ヤンキー、怖いー」と行ってきました。初めてのキュウソネコカミです。そして、私の今年初めてのライブです。

さすがに年期を積んでるだけありますね。たっぷりと楽しませていただきました。

これぞ正しく、典型的インディーズバンドからの成り上がり。客の上を転がるわ、ダイブするわで、古き良きインディーズ感覚が未だ健在です。一応、名古屋で一番でかいライブハウスのSOLD OUTなので、2000人ぐらい入っているでしょう。

活動歴が長いだけあって、ファンは盛り上がり方を心得ています。いきなり三三七拍子が始まったりで、最初はついて行けなかったのですが、だんだん慣れてきました。

とにかく、最初から最後まで騒ぎまくるのが彼らのライブのパターンのようです。ずっと動いて観ているのが、お約束。体力いりまっせー。関西のバンドだけあって、ノリの良さが違います。

いきなり「タマホーム」を歌い出しましたが、CMで使ってもらっているんですね。そして、4月からNHK Eテレで始まるアニメ「メジャー セカンド」のオープニング曲も担当するとのこと。もしヒットすれば、紅白もありまっせ。今後の活躍が楽しみなバンドが、また一つ増えました。

 

【告知】

もう少ししたら、ブログをはてなから引っ越そうと思います。詳細が決まりましたら連絡いたします。

北風と太陽は何故コートを脱がせたかったのか?

先週、会社で思考法の教育を受けまして、グループディスカッションで

イソップ童話の「北風と太陽」を論理的に分析せよとのお題を受けました。

優等生の社員は、「厳しく当たれば人は反発する。しかし、優しく接すれば、

人は心を開く」とお決まりのロジックを展開します。

しかし、私はそこで待ったをかけました。太陽は、熱線で旅人を暑がらせて

コートを脱がせた。これって、優しさなのか? 暴力の一種じゃないの?

ここから議論は紛糾。

そもそも、この賭け自体が間違っているのでは無いか?

旅人のコートを脱がせるなんて、大きなお世話だろ? 迷惑だろ?

ここで私は、肝心なことが抜け落ちていることを指摘。

「コートを脱がせる手段ばかり議論しているが、コートを脱がせる目的が

何なのか分からなければ、的外れな議論となる。そもそもなんで脱がせるの?」

ここで皆、黙ってしまいました。

しかし、ある人が画期的な理由を思いつきます。

「旅人は、きっと女性だったんだ!だったら脱がせたくなるのが男の下心だろ」

なるほど、スケベ心が目的だったのか?なんて奴らだ!

ここで議論はタイムアップ。

先生の解説は、北風は愚か者の象徴。太陽は賢者の象徴。コートの外見だけで

判断した北風に対し、何故コートを着ているのか(寒いから)、内面まで判断した

太陽の方が賢かった。

しかし、北風は愚か者で、太陽は賢者は理解できたが、そもそもこの賭けに乗った

こと自体が北風の愚かさだったのでは? 風でコートを飛ばされた人なんて聞いたこと

無いぞ。(洗濯物ならいざ知らず) 汚い太陽の策略に、まんまと引っかかったことが

愚かだったのでは? 太陽は優しさの象徴のようなお話だが、騙されてはいけない。

汚い野郎、これが太陽の正体だ。

「とよた まゆこ」で川柳を作ろう!

今日の職場ニュースで、うちの社員が全国の安全川柳に入選しました、との一報あり。

見てみると、ご丁寧にも、おばさんが職員を罵倒しているイラスト付きで

「ちがうだろ 安全呼称の 棒読みは!」

安全呼称というのは、職場の朝礼や中礼で

「ひとつ、機械が止まったら、すぐに上司を呼ぶ」のようなことを皆で声出しする

ことですが、こちらの「まゆゆ」は、未だにインパクトがあるようです。

これは、下の句でも使えます。

「もり友の 真犯人は ちがうだろ!」とか。

こんなのもいけそうです。

「おやじギャグ 滑るよ寒いよ このハゲーッ!」とか。

いやぁ、未だに入選作品に選ばれるなんて、この人が凄すぎたのでしょうね。

皆さんも、インパクト狙いで出してみては、いかが?