SHISHAMOを釣ってきました(11/24)

ライブハウスで彼女たちを観ることができるのは、これが最後かもしれません。

ですが、忘れられない一日となりました。最前列から15列目ぐらい、朝子ちゃんのほぼ正面の良位置で観ることができました。(整理番号が900番台だと通常、真ん中くらいの位置となるのですが、ライブハウス攻略テクニックを駆使して前列に入り込めました)

そして、彼女たちとしっかり、コミュニケーションが取れて最高の記念となりました。

皆、最初の挨拶の時、彼女たちの名前を連呼しているだけです。しかし、何か忘れていませんか? 私が「紅白おめでとう!」と大声で叫ぶと、待ってましたとばかりに「え!紅白?」と食いついてきました。そして再び「紅白おめでとう!」と叫びました。すると嬉しそうに「実は今年の紅白に選ばれまして、大晦日は観てくださいね」と声援に応えてくれました。これだけで今日は十分に満足です。

ファン層は彼女たちと同年代の子たちが大半だったのです。意外と男子が多かったです。カップルも多く居ました。だが、アーティストの心をくすぐる点では、おじさんの方が一枚上手です。ライブ経験値の差でしょうか?

未だツアー中なのでセットリストは公表しませんが、定番と新曲を押さえておけば十分かと思います。

彼女たちも最近はマスコミへの露出が大きくなってきているので、ようやくファッションに気を配るようになってきているみたいです。ドラムのみさきちゃんも髪をカールするようななった様ですが、周りからは「寝癖がひどいよ」と言われたと自虐ネタを展開しておりました。

さて、バンドの実力ですが、かなめは、やっぱりボーカルの朝子ちゃんです。しかし、バックのリズムセクションがしっかり鍛えられているため、安定感があります。だから、彼女も安心して奔放に歌うことができるのでしょう。

彼女たちの曲はトランペットを大音量で印象的に使った「明日も」に代表される曲が目立ちますが、ライブではトランペットはBGM程度に流れているだけで、楽器の音が中心です。朝子ちゃんの奏でるギターは平均点くらい。ヴァン・ヘイレンみたいな神業はできません。

彼女のライブでの歌唱法ですが、CDで聞く歌い方とは異なります。配信されている音源では、裏声を多用したり、こぶしをきかせたりと多彩なテクニックを披露していますが、本番では、あまりやりません。長丁場のライブだし、声は消耗品なので、さすがに仕方が無いでしょう。マジにやると声が潰れます。でも力強く歌ってくれました。

というわけで、しっかりと目の前で堪能させていただきました。周りも若い人が多いので、疲れ知らずに盛り上がっていました。中には倒れる人も何人かいて、ハラハラものです。私の隣の女の子は背が低かったため、何度もジャンプしながら観ていました。朝子ちゃんもそれに気がついたのか、最後はその子めがけてギターのピックを投げ込んでくれました。

今後のスケジュールも発表されたのですが、名古屋ではライブハウスじゃ無くもっと大きなホールへ、首都圏では等々力スタジアムでの開催が予定されているようです。

メジャーになることは誇らしいことですが、距離が離れてしまうのが寂しいですね。

でも、これからも彼女たちを応援し続けたいと思います。

ライブハウスツアーも並行してやってくれればベストなのですが、すぐにSOLD OUTになるんだろうな。